霧島神宮のご利益や神様は?創建の歴史と伝説を紹介

薩摩半島エリア

霧島神宮(きりしまじんぐう)は、鹿児島県霧島市にある南九州屈指のパワースポットであり、「天孫降臨」の神話ゆかりの地として知られています。


雄大な霧島連山の中腹に鎮座し、自然の美しさと神聖な空気に包まれた荘厳な神社です。

主なご利益は【縁結び】【金運】【仕事運】【厄除け】など多岐にわたり、全国から多くの参拝者が訪れています。


この記事では、霧島神宮の歴史・ご利益・祭神・パワースポット・参拝のポイント・アクセス方法まで、詳しくご紹介します。

霧島神宮とは?ご利益や歴史は?

霧島神宮は、天孫降臨の主役・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)をお祀りする神社です。


古来より「南九州の聖地」として崇められ、神話と自然が融合した神秘的な雰囲気が漂います。

周囲を囲む杉や檜の森が清らかな気を放ち、訪れるだけで心身が浄化されるような感覚を得られます。
また、境内から望む霧島連山の景観は圧巻で、四季折々の自然とともに参拝を楽しむことができます。

ご利益と背景

霧島神宮の主なご利益は、縁結び・金運・仕事運・家内安全・厄除けなどです。


主祭神の瓊瓊杵尊は、天照大御神の孫であり、地上世界(葦原中津国)を治めるために天から降りたと伝えられています。

この「天孫降臨」の物語から、新しい道を切り拓く力や、物事の始まりを守護する神として信仰を集めています。


特に、人生の転機や新しい挑戦を前に参拝する人が多く、「運命を動かす神社」としても人気があります。

歴史と起源

霧島神宮の創建は、約6世紀頃に遡ると伝えられています。


はじめは高千穂峰の山頂近くに建てられましたが、度重なる噴火で焼失し、そのたびに場所を変えながら再建されました。

現在の地に社殿が移されたのは、江戸時代の1715年。島津藩主・島津吉貴公によって再建され、今日の荘厳な姿に整えられました。


その社殿は豪華な装飾が施され、国の重要文化財にも指定されています。

霧島神宮の神様(御祭神)と伝説

主祭神は、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)です。
そのほか、木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)や彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)など、神話に登場する神々も祀られています。

瓊瓊杵尊は天照大御神の孫神で、「日本の国づくりの始まり」に関わる神様。


その神話「天孫降臨」は、霧島の高千穂峰が舞台とされ、霧島神宮はまさに神々が地上に降り立った聖地といわれます。

霧島神宮のパワースポット

霧島神宮の最大のパワースポットは、本殿へと続く参道御神木の大杉です。

霧島神宮のご神木(高校男子3人と)


特に樹齢800年を超える御神木には強力な生命エネルギーが宿るとされ、幹に手を当てて祈ると心が穏やかになると言われています。

また、本殿裏手にある「さざれ石」も人気のパワースポット。

日本国歌に登場する石で、長寿・繁栄を象徴します。


霧島の清らかな空気と共に、強い浄化と再生のエネルギーを感じられるでしょう。

霧島神宮を参拝するときのポイント

参拝の際は、鳥居をくぐる前に軽く一礼し、心を静めてから境内へ進みましょう。


手水舎で手と口を清めて神域への敬意を示します。

境内には「幸福の黄色いお守り」や「良縁成就のお守り」など人気の授与品が多数あります。


また、春は桜、秋は紅葉が美しく、季節ごとに違った霊験あらたかな雰囲気を感じることができます。

霧島神宮の場所とアクセス方法

霧島神宮は、鹿児島空港を拠点に、霧島市への主要な観光地へ、乗り換えなしでアクセスできる観光路線バス「霧島神宮アクセスバス」も利用できます。

具体的な場所とアクセス方法は以下の通りです。

住所:〒899-4201 鹿児島県霧島市霧島田口2608-5

公共交通機関を利用する場合


・JR日豊本線「霧島神宮駅」下車 → バスで約10分
・鹿児島空港から車で約40分

車・タクシーを利用する場合


・九州自動車道「溝辺鹿児島空港IC」から約40分
・駐車場:あり(無料/約200台)

タクシーを利用する場合、JR霧島神宮駅から霧島神宮まで、約6kmで所要時間は13分程度となります。

まとめ

霧島神宮は、神話と自然が共存する九州屈指の聖地です。


瓊瓊杵尊をはじめとする神々のエネルギーに包まれ、訪れる人々の人生を導く力を与えてくれます。

「新しい一歩を踏み出したい」「縁を結びたい」「運を開きたい」という方に、特におすすめの神社です。


ぜひ一度足を運び、霧島の雄大な自然とともに、その神聖なご利益を体感してみてください。

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