「霧島神社」と「霧島神宮」、名前がよく似ていて「いったい何が違うの?」と感じたことはありませんか。
まず結論からお伝えしますね。
鹿児島県内で使われる場合、この2つは基本的に同じ場所を指しています。
正式な名称は「霧島神宮」ですが、地元では親しみを込めて「霧島神社」と呼ばれることもあるのです。
ただし、ここでひとつ注意したいポイントがあります。
カーナビや地図アプリで「霧島神社」と検索すると、実際の霧島神宮とはまったく別の場所が表示されてしまうことがあり、初めて訪れる方は迷ってしまう可能性があります。
この記事では、地元在住の筆者が正しい霧島神宮への行き方に加えて、間違えやすい名前の似た神社との違いについても、やさしく分かりやすく解説していきます。
すでに現地へ向かっている方や、詳しい見どころを知りたい方は、こちらをご覧ください。
結論:「霧島神社」と「霧島神宮」は同じ?違いを解説
インターネットで調べてみると、「霧島神社」と「霧島神宮」という2つの表記が出てきて、どちらが正しいのか迷ってしまいますよね。
まずは、その違いを順番に整理していきましょう。
正式名称は「霧島神宮」です
鹿児島県霧島市にある、朱塗りの美しい社殿を持つ神社の正式な名前は、霧島神宮(きりしまじんぐう)です。
神社の名前には、「〇〇神社」「〇〇大社」「〇〇神宮」など、いくつかの種類があります。
その中でも「神宮」という呼び方は、皇室と深いゆかりを持つ、とても由緒ある神社だけに使われる特別な名称です。
霧島神宮は、天照大御神の孫にあたる瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)をお祀りしていることから、「神宮」という社号が用いられています。
実際に現地へ行くと、看板や道路標識、お守りの袋なども、すべて「霧島神宮」と表記されています。
なぜ「霧島神社」と呼ばれることがあるのでしょうか
それでは、なぜ「霧島神社」という名前も使われているのでしょうか。
理由は、大きく分けて2つあります。
ひとつ目は、地元での親しみを込めた呼び方です。
地元の人同士の会話では、「霧島神社に行ってくるね」と言っても、特に違和感なく通じます。
「霧島にある有名な大きな神社」という意味で、あえて正式名称にこだわらず、気軽にそう呼ぶ方が多いのです。
ふたつ目は、歴史的な背景です。
実は明治時代の一時期には、「霧島神社」と呼ばれていたこともありました。
さらにさかのぼると、「霧島西神社」など、別の名称で呼ばれていた時代もあります。
こうした歴史の流れが、呼び方の混在につながっています。
つまり、呼び方はいくつかあっても、鹿児島で観光地として知られている場所を訪れるのであれば、目的地は同じと考えて大丈夫です。
名前の違いに戸惑わず、安心してお参りを楽しんでくださいね。
絶対に注意したいポイント:カーナビで「霧島神社」と検索しないでください
ここは、この記事の中でも特にお伝えしたい大切なポイントです。
「名前はどちらでも通じるし大丈夫かな」と思って、カーナビに「霧島神社」と入力してしまうのは、実はとても注意が必要です。
宮崎県の別の神社が表示されてしまうことがあります
実は、霧島連山をはさんだ宮崎県側には、名前がとてもよく似た神社がいくつかあります。
- 東霧島神社(つまきりしまじんじゃ/宮崎県都城市)
- 霧島東神社(きりしまひがしじんじゃ/宮崎県高原町)
どちらも歴史があり、素晴らしい神社なのですが、もし「鹿児島の霧島神宮」に行くつもりで、検索結果に出てきたこれらの神社をそのまま目的地に設定してしまうと、山を越えてまったく別の場所へ案内されてしまいます。
実際にグーグルマップで「霧島神社」と入力すると、こんなにたくさんの霧島神社が表示されました。
特にレンタカーでの旅行中だと、行きたいところと違う場所に行ってしまうと、時間も体力も消耗してしまい、ちょっと大変ですよね。
Googleマップ・カーナビの正しい設定方法
こうした間違いを防ぐために、目的地の設定は次のポイントを意識してください。
・鉄則:最後まで「霧島神宮」と入力すること
・確認:住所が「鹿児島県霧島市」になっているかを必ずチェックすること
※「宮崎県」と表示された場合は、目的地が違います。
検索が少し面倒に感じる場合は、電話番号検索や住所検索を使うのが、いちばん確実で安心です。
霧島神宮
住所:鹿児島県霧島市霧島田口2608-5
電話番号:0995-57-0001
ほんのひと手間で、迷わず安心してたどり着けます。
ぜひ正しい方法で設定して、気持ちよく霧島神宮への参拝を楽しんでくださいね。
「霧島神宮」と間違えやすい周辺の神社について(霧島六社権現)
少しだけマニアックなお話になりますが、霧島山の周辺には、古くから
「霧島六社権現(きりしまろくしゃごんげん)」と呼ばれる、6つの神社が点在しています。
昔の人々は、これらの神社をまとめて信仰していたため、現在でも周辺には「霧島」という名前が付く神社がいくつも残っています。
その代表的な神社が、次のような場所です。
- 霧島神宮(西社)
今回ご紹介している、鹿児島県霧島市にある神社です。 - 霧島東神社(東社)
宮崎県にある神社です。 - 狭野神社
こちらも宮崎県にある、由緒ある神社です。 - 東霧島神社
宮崎県都城市にある神社で、「つまきりしまじんじゃ」とも呼ばれています。
※このほかにも、霧島岑神社などが含まれます。
これらはいずれも、「天孫降臨」の神話にゆかりのある、とても由緒深いパワースポットです。
ただし、一般的な観光ガイドや旅行情報で紹介されている「霧島神宮」は、
鹿児島県霧島市にある西社の霧島神宮を指していることがほとんどです。
名前が似ているため少しややこしく感じますが、目的地を確認する際には
「鹿児島県霧島市」と書かれているかどうかをひとつの目安にすると、安心ですよ。
間違いなし。本物の「霧島神宮」は、やはり特別です
正しい場所に無事たどり着くことができれば、そこには思わず足を止めてしまうような、美しい景色が広がっています。
坂本龍馬も訪れた「天孫降臨」の地
霧島神宮は、日本で初めて新婚旅行をしたといわれる坂本龍馬と、妻のお龍が訪れた場所としても知られています。
朱塗りの社殿は「西の日光」と称されるほど華やかで、周囲の深い森の緑とのコントラストは、写真で見る以上の迫力があります。
実際に目の前に立つと、その美しさに思わず息をのんでしまいます。


詳しい見どころやパワースポットについて
無事にカーナビを「霧島神宮」に設定できたら、あとは現地を思いきり楽しむだけです。
「参拝の作法はどうすればいいの?」
「ここだけは外せないパワースポットはどこ?」
「ご神木の裏側に、特別な意味があるって本当?」
そんな疑問をお持ちの方のために、実際に参拝した様子を、写真をたっぷり使ってまとめた完全ガイド記事をご用意しています。
現地へ向かう車内や、参拝の直前にチェックしていただくのもおすすめです。
こんな方におすすめです
- 御朱印や可愛らしいお守りについて知りたい方
- 周辺のランチ情報や詳しいアクセス方法を確認したい方
- 強いパワーを感じられるご神木を見てみたい方
事前に少し知っておくだけで、霧島神宮での時間が、より心に残るものになりますよ。
まとめ:行くときは「霧島神宮」で検索しましょう
今回は、「霧島神社」と「霧島神宮」の違いについてご紹介しました。
地元では親しみを込めて「霧島神社」と呼ばれることもありますが、正式な名称は「霧島神宮」です。
そのため、カーナビや地図アプリで「霧島神社」と検索してしまうと、宮崎県にある別の神社が表示されてしまうことがあります。
迷わずたどり着くためには、
「霧島神宮」と正式名称で入力するか、住所を指定して目的地を設定するのがおすすめです。
このポイントを押さえておけば、南九州を代表するパワースポットへ、安心して向かうことができます。
道中は山道も多いので、どうぞ安全運転で、気持ちのよい参拝の時間をお過ごしくださいね。


